2009-06-18

日付変更線の不思議

フェニックスからロサンゼルスへ、たった55分のフライトなのに、気温は98度から68度。
ちょっと前まで暑かった事などコロッと忘れてしまうほど涼しい。



東経180度・西経180度辺りにある日付変更線。
日本からハワイへ飛ぶ定期旅客便は、日本を夜発つとハワイに朝到着。
しかし、この朝と言うのは、日本の家でワクワクしながら出かける準備をしていた朝と同じ日。
ほぼ1日出発準備をし空港に向った日をもう一度早朝からやり直す事ができる。
丸でタイムマシンで過去に戻ったように。。。

ハワイから日本への帰国便は、昼前から延々と9~10時間飛んで日本に着くと夕方。
ところが、それは翌日の夕方になる。


北アメリカからオセアニアのオーストラリア・ニュージーランドへ飛ぶ旅客便は、このハワイ往復を合体させて拡大させた感じ。
ハワイ行きと同様に日が暮れてからの夜行便で夜飛ぶと早朝に到着。
ハワイからの帰りと同様に日付変更線を東から西に越える。
この二つが一つになると、到着日は出発日の翌々日・・・2日後になる。
と言う事は、今晩6月17日に飛ぶと到着は6月19日。
数十年に渡る人生のカレンダーから欠落した日ができてしまい、2009年6月18日には存在していなかった事になる。

世界中に数ある国際線路線の中でも、北アメリカからオセアニア・東南アジアへの直行便でだけ起る日付変更線の不思議!!

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