2009-06-11

手荷物検査場

ニューヨークの9.11以来、アメリカの設けた制限を各国が導入し、液体の持ち込み禁止もその一例。
一番困るのは、割れ物のワインボトルを機内に持ち込めなくなって、どんな風に扱われるか分からないスーツケースに入れて預けないといけない。

日本の空港でも手荷物検査場のセキュリティー検査が厳しくなって、当然のようにPCは裸にしてトレイに置いてX線に通さないといけないし、携帯電話もコインもポケットから出して、ジャケットは脱いで。。。

これに輪をかけて酷いのがアメリカの空港の手荷物検査場。
まるで大浴場の脱衣場のようになり、大事な物は「肌身離さず」ではなく全て肌身離さないといけない。
ポケットに入った金属物やジャケットはもちろん、ベルトも靴も脱ぐのが今や常識。
日本の空港のような薄いトレイではなく、大きな風呂場の脱衣籠が置いてある。


アメリカへの入国も必要物が増えて、写真+人差し指2本の指紋から、今や手の指10本全部の指紋採取。
警察が採るのと全く同様の方法。

プライベートでもビジネスでも、旅行は安全に終るに越した事は無いが、数億人の中の数百人が起こすかも知れない犯罪の為に、世界中でどれだけの費用をかけてどれだけの旅行者が影響を受けているのか。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿