2009-06-09

空の役割分担


ロサンゼルスでの乗り継ぎ中に、たまたま、乗ってきたNew Zealand航空のB747とこれから乗るUS AirwaysのCRJ900が隣同士に止まってた・・・ターミナルビルは別なのに。

一方は、一昨年まで20年に渡って世界最大を誇ってきたジャンボで、機齢は高くても内装は全て改装済み。
オークランドからロサンゼルスまで11時間強の飛行のあと、2時間半の休憩をして、新たにロンドンまでの11時間の飛行。
ニュージーランドとイギリスは時差12時間。南の端と北の端の国でいわゆる地球の反対側。
ロンドンに着いたら、また同じルートを逆戻りするハズで、この大型機は1日2回の離着陸で24時間フル稼働。

他方、CRJは1~2時間の飛行を1日何回繰り返しているのか分からないが、到着から出発まで30~40分で次のフライトへ。
昔から言われているように、アメリカの国内線はシャトルバスのように飛び回っている。
1日24時間稼働している訳ではないだろうが、ある意味ではこちらも休み無くフル稼働。

日本の国内線には、まだB747やB777といった長距離路線用に設計された機体がたくさん飛んでいるが、大量輸送で利益を上げる時代は終ってしまったのでは?!
このUSAirwaysの場合も、約100人の乗客にCAは2人。人件費の高い日本の国内線はほぼ同サイズのB737でも4人乗ってるし。。。

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