2009-06-04

富士山静岡空港

今朝のシドニーは、深い霧に包まれて、空港も9時頃まで閉鎖されていたらしい。
6時~7時が、アジア・アメリカからの到着便ラッシュなのに、待機させられて到着が昼過ぎになった便も。



20年以上前に計画され、10年以上前に着工された空港が、計画より300m短縮された滑走路を使って、3ヶ月遅れで開港。
この狭い日本の中に98個目の空港。
上海・ソウルにも定期便を持つ国際空港だそうだけど、日本の国内線のハブ・羽田に飛ばずに存続できるんだろうか?

一応、JALもANAも乗り入れてはいるものの、便数は限られてるし、JALなんてJAS時代の1995年頃に導入されたMD-90。
1985年頃のMD-81がまだ日本の空を飛んでいることを考えたら新しい方かも知れないけど・・・この、DC-・MD-シリーズの機体にはできれば乗りたくないもの。

JALにとっては、JALの福岡線に限って、静岡県が70%の搭乗率補償制度を適用しているので、競合の無い路線に古い機体を飛ばして最低収入が確保されると言うのは、今の経営状況下では、この上ない良い話かも知れない。

もちろん、もう一つの大手ANAは同様の補償が全く無く面白くないだろうし、搭乗率が低い場合は直ぐに撤退もあるだろうし。
現に、開港時の騒ぎで搭乗率の高かった神戸-九州便も全廃して、羽田を除けば那覇と札幌しか飛んでないし。

7月末には、地場の大手運輸倉庫会社・鈴与が静岡空港を起点に定期便運行に参入するらしいので、どの程度の搭乗率を確保できるかも楽しみの一つ。

そもそも、土地が無いのは分かっても、日本の空港は不便なところばっかり。
新幹線が直ぐそばを通っていても、空港とリンクしてる訳でもなく。
不便な所から不便な所へ飛んでも、結局両端で余計な時間と費用がかかる。。。

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