2009-06-29

干ばつ終了宣言

今日も朝からスッキリとシドニー・ブルー。
その代わりに、放射冷却で朝は6℃まで下がって・・・まぁ冬だから仕方ないけど。


先週末の6月21日から、今までシドニー近郊に出されていた水道水の使用制限が緩和された。
週2日だった庭の水撒きが毎日できるように・・・但し、朝10時前と夕4時以降のみは変わらず。
スプリンクラーの使用禁止。ホースの先にはノズルを付けて握った時だけ放水できる事。
水を吸収しない硬い表面(窓・舗装路・塀・壁等)への散水禁止。但し、洗車は可。
これ以上の細かいルールは設定されているが、大きな制限はこんな所。

今回の干ばつを振り返ってみると、
2002年初頭からシドニー近郊のダムの貯水率がドンドン下がり、
60%を切った2003年10月に第1次使用制限。
50%を切った2004年6月に第2次使用制限。
40%を切った2005年6月に第3次使用制限。

その後も減り続けて、2007年2月には33%台。
ところが、2007年の6月からは大雨の連続で、50%台を回復したと思ったら、12月には60%を回復。
その後、約2年間に渡って60%台を持続したのが今回の制限緩和の理由。
Sydney Waterもハッキリと干ばつの終了を確認。

今回の5年以上に渡る干ばつは、地球温暖化の影響かも知れないが、この地球の大自然は誰も予想できるものではなく、人類一人一人が大事に守って行かなくてはならない自然の恵み。
今年の沖縄の梅雨は例年の2倍の雨量が有ったらしいが、本土では今までのところ空梅雨気味らしい。
毎年真っ先に断水に陥る四国の住民の皆さんは心配の種なんでは。。。

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