事実上の分裂

何という便利な日本語の表現なんだろう・・・「事実上の・・・」

一昨日の衆議院本会議の採決で、民主党議員達の取った行動に対するマスコミの表現は、事実上の分裂をした民主党の・・・。

民主党自体が分裂しない工作をしているし、誰も離党を宣言していないうちに、あたかも分裂したかのような印象を与える見出し。
決して嘘を言っている訳では無く、状況証拠に基づく表現。


個人的には、これだけ意見の違う人々が、同じグループに留まる必要は無いし・・・留まれば、これから先の数々の法案で意見が合わず、無駄な時間や労力を費やすだけで、百害あって一利なし。。。
要は、双方が選挙の事ばかり考えているから、国民から理解の得られない行動になってしまう。
国民の為の政治なんて何処にあるのか。。。


反対票を投じた議員たち・・・民主党の原点に戻って。。。マニフェストに則って。。。
と言うけれど。。。
これだけのスピードで進んでいる世界では、
昨日の状況下の昨日の判断が、今日の状況下の今日の判断と違う事は、ビジネス界ではよくある事。
昨日のベストは今日のベストではない。
新たな提案も無いままに、数年前の決定を踏襲しようと言う発言は、自らイノベーション・リノベーションのできない固い人間だと言ってるようなもの。

その上、離党するやしないや・・・口ばっかりで、長いものに巻かれてないと議員を続けられない人々。。。
離党申請を準備したり、ボスに一任したところで、何だかんだ理由を付けて、離党をせずに先延ばし。
世の中スピードの時代・・・さっさと決断のできる議員が必要なのに。

いつになったら、そんな国会議員が日本の政界から消ええくれるんだろう？！

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