2012-06-19

日本語の意思伝達

6月としては珍しく日本に上陸してしまった台風4号・・・日本の皆さんに大きな被害が出ない事を祈ってます。

この週末に、日本のテレビ番組のビデオを見ていたら、日本の政治家が「しっかり」という言葉を多用しているとしていた。
「しっかり判断して・・・」「しっかり考えて・・・」「しっかり・・・」という、中身がハッキリせずに、あたかも最善を尽くしているかのようなイメージを聞き手に与えられる日本語の便利用語。
決して具体的な案や方法が示される訳でもなく。

そんな話を聞いた後で、台風情報の天気予報を見ると、今度は「恐れ」だらけ。
「400mmの雨が降る恐れがあります」「風が強まる恐れがあります」「上陸する恐れがあります」「・・・の恐れがあります」。

あれだけ明確に台風の進路図を示して、どう見ても上陸する予想なのに、「恐れがあります」
元々曖昧な表現が多い日本語で、それ以上に可能性を下げる表現を取り入れて何の意味があるんだろう?

もっとテキパキと、「この進路で進むと予想されるので、風雨が強まって、何時頃に上陸するでしょう」
って、ハッキリ言ってくれた方が対処し易いのでは??

何故か、最近の日本語を聞いていると、最終的な責任から逃れようとするような表現が使われているように思えて仕方ない・・・のは個人的な誤解かな?!


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