これで、アメリカの国債が不渡りになる事は避けられた事になり、円・ドル相場は先週末の76円台から一気に78円台になったけれど、これも束の間・・・直ぐに77円台に。
人間の感覚なんておかしなもので、90円台になるなんて。。。と思っていたのはつい最近の話。
それが80円台になり70円台になり、76円から78円に「一気」なんていうのは、日本の輸出企業にしてみたらまだまだ早い。
市民の毎日の生活に直接現れることの無い現象でも、日本の多くの企業にとったら死活問題・・・早く90円100円に戻って貰いたいはず。
ここで、日本の政治と一味違うのは、上限引き上げは良いけど、きちんと債務削減の条件を付けているところ。
まず、これから10年間に2段階で2.5兆ドルの歳出削減で財政赤字を減らす枠組みを作ることによって、大統領は13年までに2.1兆ドルの債務引上げの権限が付与される。
日本の青天井債務・・・選挙公約にした経費削減も、政権を取ったら「勉強不足で、出来ないことを言ってました」で済んでしまう世の中。
国債発行上限にはこだわらない・・・という首相も出てくるくらいで、結局は与党になったもん勝ちで、誰にも止めることはできず、その憂さ晴らしか相手の揚げ足取りの繰り返し。
さて、8月2日までに議会で正式に可決されるんだろうか?!
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