2009-05-01

時差ボケ緩和策

スッキリ秋晴れ・・・週末もこうであって欲しい1日。
身体も慣れてきて、それほど寒さも感じなくなったし。。。


Golden Weekや、お盆、年末・年始の海外旅行が、
「安・近・短」になっている言われてから久しい。
それでも、今年はCalendarが5連休。2日休暇を取れば9連休。
中には欧・米の国々に行く人も少なくないだろう。
と言う事で、ちょっとした時差ボケ緩和の考慮点を。。。

そもそも、地の果てSydneyに住む限り、「近」は有り得ない。
国内線でも、
北のCairnsまで2,000km
西のPerthまで3,500km
大陸のど真ん中のAyersRockまで2,200km
関西からだとGuam・Hong Kong辺りまでの距離。

だから、国際線ともなると、
一番近い隣国のNew ZealandのAucklandまで2,200km/3時間
Los Angels 12,000km、東京 7,800km、Singapore 5,300km

そんな地の果てで勤めているのがSwitzerlandの会社なので、
年に数回はSwitzerland出張になる。
まさに、「安・遠・短」の旅・・・距離はあるけど、最安値で、期間は必要なだけ。
往路は、家を土曜日の昼過ぎに出ると、Hotelに日曜日の昼前に着く。
帰路は、Hotelを土曜日の朝出ると、家に日曜日の深夜に着く。
どちらにしろ、片道28~29時間の旅で、
季節に依って違うが、その間に時差が8時間か10時間付く。
日曜の晩に家に帰って、月曜の朝の出社はもちろん、
酷い時は、月曜日の昼前にHotelに着いて、午後からOfficeへ。
と言う事もあるので、時差ボケなんて言ってる暇が無い!
その環境で学んだ実践的な緩和術。

基本的に、1週間の旅で時差ボケを無くす事は出来ないから、
いかに自分の身体を騙す事ができるか・・・
 まず、出発日に目覚めた時から、目的地の時間だと思い込む。
目的地時間の腕時計をして、事あるごとに見る。
家を出る時間も、前日から目的地時間で計算しておく。
 次に、三度の食事を目的地時間に合わせて摂る。
朝起きた時間が、目的地の午後だったら、オヤツ程度の物しか食べない。
機内食は、航空会社の都合で出されるから、変な時間に出される物は食べない。
量的にも、朝・昼・晩のどれを食べているかを考えて加減する。
 最後に、目的地時間に合わせて寝る。
家から空港への移動時間は難しい事もあるけど、
最低限機内では目的地に合わせて寝る。
眠くなくても、目を閉じてジ~ッとする時間を作る。
目的地に着いてからも、夜9~10時くらいまでは眠くても耐えて起きておく。
それでも、初日は午前2~3時に目が覚めてしまうのが普通で、
そこで起きて行動してしまうと時差の克服が出来ないから、
目を閉じて横になったまま。
この方法は、行きだけでなく帰りもやらないと、
家に帰ってから、職場に戻ってから辛い目に遭ってしまう。

例えば、
日本からの欧州線・・・今の時期は時差7時間。
東京を出るのは昼過ぎで、離陸後直ぐにMainの食事を出されるが、
目的地は早朝・・・前菜とパンくらいにして置く。
数時間は寝ても良いが、週末の朝寝坊の感じで。。。
離陸して5~6時間経った頃、昼食のつもりで何か食べ物をもらう。
着陸前に出される2食目は、午後の早い時間なので、オヤツ程度に。
夕食は地上に降りてから・・・ここで、夕食代を浮かす為に腹一杯食べたりしないように!!
逆向きは、昼過ぎに飛んだら、最初の機内食を夕食だと思って、
たら腹飲んで食べて、終ったら眠くなくても寝る。
決して、映画を見ようなんて思わないように!!
で、着陸前に朝食を食べて、元の時間に戻す。


数年前に、出張で世界一周Ticketを使う事があり、
太平洋と大西洋を1回ずつ横断するという規定で、
New Yorkから東京に直行ではなくLos Angels経由で。
朝6時にHotelを出て、朝食抜きで朝9時にNew Yorkを飛んだけど、
日本は夜10時・・・朝食の替わりにWineとPeanutsを貰って、
Los Angelsまでの5時間半をひたすら寝ただけ。
着いた時は、二度目の起床・・・でもまだ日本の早朝。
次の便では、続きの朝寝をして、あとは東京までひたすら起き続け。


東京-Sydneyのような、南北向きのFlightは別にして、
東西方向の6時間以上の便だったら、
騙された思って一度試してみてください・・・いかに、自分の身体を騙すか。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿