2009-05-08

カタカナ英語

この好天も明日が区切りで、日曜から火曜あたりまでが雨模様らしい。
でも、20℃以上の日が続くようで、ありがたい限り。


今日は、多分、賛否両論ある話題・・・
日本の教育制度で、最低中学の3年間、
その後は、高校3年間・大学4年間の英語教育があるのに、
何で日本人は英会話ができないのか?!
または、できないと言われるのか?!
もちろん、それには色々な理由があると思うが、
例えば、
 習った英語を使う機会が無い。
 受験用の英語教育だから、会話に必要無いものが多い。
 文章の構成、動詞の位置が違う。
 日本語に無い発音がある。
 等々
できない理由と言うのは、言い訳の一種で、いくらでも作れる。

それなら、根本的にどうしたら良いのかは誰も考えようとしない。
少なくとも、文部科学省は。。。
小学生から英語の授業を始めても、Native Speakerの先生を中学で採用しても、
画期的に英会話力が向上するとは思わない。

それは、日本語の「カタカナ」という文字列が悪いと思っている。
自分の日本語の文章を思い出しても分かるように、
会話なんて100%文法に沿った文章を発してる訳では無い。
ところが、日本語はいい加減に喋っていても、実社会の英会話を聞く機会が無いし、
学校で教えられる事と言えば、細か~~い文法の一つも間違いが無いような英語。
だから、喋る前にそっちが気になって喋れなくなる。
極端に言えば、単語を並べただけでも相手に理解してもらえる事は多いはずなのに、
その単語が通じない!!
これだけ英単語が日本語会話に直接取り入れられてるにも係わらず、
実際の英会話では理解してもらえない。

例えば、
「C」、「L」、「R」、「S」、「V」、「SH」、「TH」の発音は、
カタカナ表現した時点で全て無視されている。
これらを含む言葉を、英単語だと思って英会話に取り入れると全く通じない。

この1週間、このBlogが読み難くなったと思われてる人も居るのでは?!
2月にこのBlogを書き始めた時から、カタカナ英語を使うのを止めようと思っていたが、
次第に読む人が読み辛いんでは無いかと思って、中途半端にしてきた。
でも、5月1日から、全ての英単語をカタカナで書くのを止めて、全部Alphabetにしたから。

カタカナ表現で何が悪いか・・・
シー C、See、Sea、She
シート Seat、Sheet
シット Sit、Shit
リード Read、Reed、Lead、Leed
サム Some、Thumb
ベリー Berry、Very
シンク Think、Sink
ライス Rice、Lice
ロック Lock、Rock
ルート Route、Root、Loot
コレクト Collect、Correct
全く違う発音の英単語でも、カタカナでは同じ表現になってしまう。
言葉として発音する時も、文章を書く時も、カタカナを土台に発想すると
それぞれ非常に難しい。

「座ってもいいですか?」と言おうとして、
カタカナで、「メイ アイ シット ダウン?」 と言えば、
「May I Shit Down?」と理解されて、
返事は、絶対に「No」だろう。
「She Sees Sea」なんて、早口言葉のように難しい。


個人的に提唱したいのは、新聞・雑誌で、外来語はカタカナではなく
OriginalのAlphabetで書く。そして、日頃からAlphabetを正しく読む。
もちろん、日本語伝統の縦書きに書き込むのは難しいが、
ほとんどのInternetの記事や、一部の雑誌が横書きになってる事を思えば、
それほど難しいことではないと思う。

昔の英語の授業を思い出すと、舌を噛んで「TH」の発音をしたり、
唇を噛んで「V」の発音をしたら、教室中が笑いに包まれる。
こういう状況が無くならないと、日本人の英語が通じるようにならないのでは?!

特に、海住の方々、自分のカタカナ発音に、思い当たるところがありませんか?!

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