電気料金値上げ

日本では、東京電力が企業向け電気料金を平均１７％値上げしたいと言い出して、各企業が受け入れたり拒否したり訴訟を起こしたり。。。

ところが、シドニーでは７月１日から約１６％の電気料金値上げになると、州政府が公表。
この値上げの要因は、新たに導入されるCarbon Tax（二酸化炭素税）。
日本でも使われる標準家庭の値上げ額は、年間＄１８２～＄３８１と大きな誤差が。。。
年間１万５千円～３万円の値上げとなると、家計への影響は少なからず・・・まして、オーストラリアでの請求は３ヶ月毎なので、一回の請求額はドンと跳ね上がる！

民主党政権の方法と同様に、低所得家庭には７月から新たに＄７５のエネルギー補助金が１５４万世帯に支給され、低所得者補助金（生活保護費）は７月から＄２１５になり２０１４年までに＄２３５に引き上げ予定。

原発の無いオーストラリアは、主力の火力発電に頼るしかないけれど、石炭産出・輸出国のオーストラリアは燃料の自給が可能。

いずれにせよ、冬が本格化する７月からの電気料金の値上げは、石油ストーブの無いオーストラリアでは暖房費に大きな影響が。。。
毎年起きている電気代の値上げでも、何とか各個人で対処しないと、昇給率やインフレ率を上回る速度で電気料金が上がって行くオーストラリア。。。

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