2012-04-28

東電の総合特別事業計画

東京電力が、総合特別事業計画なるものを経済産業省に提出・・・政府からの公的資金支援を受ける為にコスト削減策が盛り込んであるハズ。
何で、こんな難しい長い名前を付けるのか理解できないけれど。。。
10年間で3兆3千億円のコスト削減が含まれているらしいけれど、マスコミで話題になっているのは値上げの話ばかり。

以前にも書いたように、電力各社の従業員給与は、他の民間企業と比較するとかなり高いレベルらしい。
大阪市交通局の給与削減案のような大きな調整をして貰わなければ、赤字の出ない特殊な事業者の体質が残ったまま。
原料費が上がったら小売価格に上乗せして補填する・・・事業者主体の今の日本のエネルギー事業。

大きな疑問は、この値上げは3年間の期間限定・・・何を根拠に?!
3年経ったら原発が再稼働していると見込んでいるのか、3年間で資金調達ができるのと見込んでいるのか、3年経ったら3年前の事を誰も覚えて無くてうやむやにできると思っているのか??
何に付けても、風見鶏的な根拠のハッキリしない計画案。

家庭向け電力の値上げ率要求も、マスコミ各社は「10%」と書いたり「10%の前半」と書いたり・・・平均的な家庭で月600円の値上げだったり700円だったり。
これから、消費者庁の審査が入るらしいから、正確な最終的な数字が決まった訳でもなく、今時点では仕方ないかもしれないけれど。。。

日本中の全原発が来週中には止まる予定。
東電だけでなく、他の事業者からも値上げ申請が出て来るのは時間の問題。
日本のインフレ1%達成には効果的な手段かも知れないけれど・・・景気が良くなる要素は無いな。。。


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