2011-07-23

セシウム汚染

セシウムなんていう単語を目にするようになったのは、東日本大震災以降だし、毎日聞くようになったのはここ数週間のこと。。。
最初は放射線汚染のニュースだったのが、特定の化学物質に言及するようになり、日本国民は日々学習しないと報道に騙されてしまうかもしれない状態。

特にこの1週間の汚染牛肉問題は、汚染飼料問題に発展し・・・日本の食品安全管理の問題にまで及びそうな状況。
とにかく安全とされてきた「日本産」食品の安全神話崩壊してしまうと、食品自給率の向上目標にも影響が出てきそう。。


ブランド好きの日本人が作り上げた、前沢牛、飛騨牛、松阪牛等の高級ブランドが汚染されていたとなると、信頼回復までには時間もかかるだろうし・・・
この1週間で、突然何十倍・何百倍の稲わらが出来上がってそれを食べた牛が出荷された訳ではないだろうし、基準値を上回った稲わらを食べた牛は、今発表されている頭数以上に既に出荷されて消費されているハズで。。。
今の騒ぎは、単に騒ぎになってから検査しただけの結果。

その反面、国の基準値の300ベクレルという数字が、何を根拠にしていて、どれだけ真剣に守らなければならない数字なのかが全く不明・・・ひょっとしたら、検査・計測しなかっただけで、震災前から基準値を超えた稲わらを食べた牛がいたのでは?!


汚染牛肉を、汚染元の東電ではなく国が買い取ると言うのも簡単には理解できない仕組みだけれど、海江田大臣が東電の費用負担にも言及していたので、国民の税金負担は減るんだろうけれど、食の安全が侵された上に自分の払った税金で処理しなければいけないというのも変な話。

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