2011-07-15

首相個人の思惑

日本国の総理大臣が久しぶりに記者会見に顔を出したと思ったら・・・「日本脱原発論」
いきなり、閣僚からも不同意の意見が発せられて。。。

個人的な人生観や希望を語っているのか、日本国の首相としての決意を語っているのかサッパリ理解できず。
いずれにせよ、自分自身が居ない時の話をそれらしく言われても、混乱するのは国民と企業。
総理大臣が公私混同してしまっているのか。。

野党時代の流れを断ち切れずに、出来ないことを羅列されても。。。
もう民主党は与党なんだし、菅直人は首相なんだから、いい加減な個人の望みをわざわざ記者会見の場で言って欲しくないもの。
正式に記者会見で喋ったことは、世界中に報道されてしまうんだから。。。

前鳩山総理が、政権を奪取した直後の2009年9月に国連の気候変動首脳会合の場で言ってしまった国際公約・・・温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減する。
原発の発電量が、全て太陽電池や風力・水力発電に置き換わるなら理解できるけど、原発の代わりに火力発電所を増やすなら、削減どころか増加するばかり・・・日本が世界に発信してしまったんだから、自分で言ったことでなくても後任の首相が尊重してくれなければ。。。
さもなければ、正式にできない宣言をしてくれないと。


再生可能エネルギー法案の成立が退任条件に上げられているけれど、成立した時点では電力会社に電気の買取を強制し、それに係わる費用増加は利用者に転嫁できるという、電力会社保護を重視した内容で、国民負担が増える事が前提。

自ら退任するのを決めているんだったら、新たな法案や意見は差し控えて欲しいもの・・・どうせ、自分の管轄では無くなってしまうんだから。。。
それで好き勝手言ってると思われても仕方ない状態。

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