やっぱりチグハグ

佐賀県の玄海町の町長が、停止中の原発の再稼動を容認して九州電力に通知したのは３日前。

その決断の背景には、
自らが原発を視察して地震・津波に対する対策が取られて安全が確保されている判断。
海江田通産大臣が町長を訪問して、国が安全を保証する・・・と言ったから。

いつ変わるか分からない政権・大臣に、将来の安全を保証すると言われても、事故が起きた時には政府がその安全宣言を引き継いでいるのか疑問は残るし、将来的にＢ型肝炎や諫早湾のような大きな訴訟にもなりかねないのに。。。
でも、町長は時の大臣の言葉を信用して。。。

なのに、一番気になっていた事は、海江田大臣が「町長の苦渋の判断・・・」と記者会見で言ったこと・・・苦渋と言う事は、本当は「Ｎｏ」と言いたかったはずなのに「Ｙｅｓ」と言ってしまったようなニュアンス。
自らが保証すると言って納得してもらった事に対する感謝の表現では無いと思っていた。

・・・ら、やっぱり翌日、全原発の「ストレステスト」をして安全確認をすると。。。
結局、経産大臣自らが十分安全を確認するに至っていない時点で、国が安全保証をしてしまったことになり、またまた「行き当たりばったり」な政策を暴露してしまうことに。。。


ここ数ヶ月の日本の政治動向を海外から見ていると、政権がどこまで耐えられるかの「ストレステスト」を課しているように見えるのは錯覚かな？！

最近は首相も官房長官も幹事長も・・・かなりストレスを感じてやつれてるように見えるけど。。。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
応援クリックでランキング・アップにご協力を！