2011-06-30

株主総会の季節

3月決算で6月総会は一般的な日本の上場企業のパターン。
それでも、毎年ニュースに取り上げられる企業・業種はさまざま。

今年はもちろん、東京電力を始めとする電力会社。
東京電力の株主総会は、史上最多の9300人の出席で史上最長の6時間を超える所要時間。
多ければ・長ければ良いってものではなく、結局ほとんどの出席者が満足できず、不満を抱えたまま価値の激減した株の下へ帰って行ったのでは!?

株主では無いので、本当の複雑な気持ちは分からないけれど、企業の株を所有する理由は、何らかの見返りがある事を期待した上での事。
その見返りは、まずは配当金であったり、株価上昇による売却益だったり。。。
ところが、今の状況では、2000円以上だった株価は一時150円を割り込んだり・・・2千円が150円になるなら耐えられても、2千万円の出資が150万円になってしまうと、かなり深刻な額の損。
その上、配当金は数年から十数年見込めなかったら、株主としては踏んだり蹴ったり・・・殴られたり。。。

特に、今回の震災の被災者で東電の株主の方々・・・思いは非常に複雑なのでは。
もちろん自分自身や家族の生活が一番で、東電には出来る限りの補償をしてもらいたいだろうし、でも一方では株主として自分の会社の経営が安定的・継続的に成長してもらわないと困る・・・そんな状況の中で、二重の不安・苦痛を味わっている方々がたくさん居るのでは?

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