2011-06-21

輸入車の放射線まで

IAEAで福島第一原発の事故報告も始まった今、オーストラリアでは日本からの輸入車の放射線量測定が始まった。
理由は、港湾作業員が日本の放射線汚染に敏感になっているから。

新聞記事としては、国民の興味を引くために「GT-Rの放射線検査」。
日本を代表するスポーツカーの日産GT-Rが、神奈川県の追浜工場で生産され、横浜港から出荷されたので上陸前に放射線検査を。
でも、車両運搬船には700台のトヨタ車と100台の他社車が積まれ・・・そのうちの30台が中古車。
中古車の中には、被災地近郊を走ったかもしれないという疑惑も。。。


新車から5年も経てば、ほとんど値が付かず、しかし数万キロしか走っていない日本の中古車は、オーストラリアの数十万キロ走って値段も落ちない市場から見れば宝の山。
なので、同じ左側通行の国として、代理人を通して日本からの中古車個人輸入も多いし。。。
ある意味で、オーストラリアは日本の中古車市場のお得意さん。

食品以外に車も検査しなければいけないのか・・・と思うけど、それは日本人の感覚で、何でもハッキリさせたいのが欧米人の常。
そういう意味での日本の情報共有は遅れているなぁ~

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