2011-06-14

南半球の自然災害

今年の年明け早々続いた自然災害・・・その一つがニュージーランド クライストチャーチの地震。
去年9月の地震では大きな被害も無く日本での報道もほとんどなかったけれど、2月には多くの日本の学生がビル崩壊で命を失って日本国内でも連日の報道が。

ところが、3月11日の東日本大震災によって、日本の全ての報道パターンが変わってしまう。
富山を中心としたクライストチャーチでの被災者家族にとっては、日本の東北地方よりもニュージーランドが気になったはず。

そして、昨日の13時と14時20分にクライストチャーチで起きたマグニチュード5.5と6.0の地震。
新たな死者はでなかったものの、倒壊しかけたビルが完全に倒壊してしまったり、液状化で車が沈んでしまったり、5万世帯以上が停電しているらしいけれど、2月と違って6月のニュージーランドは真冬。
日本のような灯油ストーブなど無く、電気が無いと0℃近くになる気温の中で非常に厳しい生活になっているはず。

時間の経過と共に東日本大震災のニュースが他国であまり報道されなくなったように、昨日のクライストチャーチの地震も日本ではほとんど報道されず・・・もちろん、日本国内の災害復旧や原発事故の方が日本国民には興味深いだろうし、自国民が大きな被害を受けない他国のニュースは二の次。
これが、限られたマスコミの世界。。。


かと思えば、ニュージーランドから、メルボルン・タスマニアにかけては、チリの火山からの火山灰で空の便のキャンセルが相次ぎ、火山灰は徐々にアデレード近郊まで広がりつつあると。。。
連休最終日の昨日は、メルボルン-シドニーを中心にした路線で積み残しが起き、オーストラリア南東部の航空路線の正常化には1週間近くかかるのではないかという予報。
今のところ、日本や北半球からシドニーへの便には大きな影響は出ていないけれど・・・VIC州・SA州へ行く予定の人は気をつけてください。


その上、シドニーでは3連休が雨続きで終わったけれど、NSW州の南と北の何ヶ所かではまたまた洪水被害も。
人間と自然とのチャレンジが21世紀の主流なのか?!


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