2010-11-18

真空管の復活

ほとんど目にすることの無くなった世の中で、真空管なんて日本語を知らない人々も多いんでは?!
白熱電球が蛍光灯・LED球に移り変わって行ったのと同様に、真空管も半導体の出現で姿を消し、トランジスタ、IC、LSI、超LSI・・・と進化し、真空管何千万・何億個分の機能が極々小さなチップに化してしまった。この進化も、ここ30~40年に起こったこと。

読んで字のごとく、真空状態のガラス管に電極を付けた物。
電源を入れてから機能する状態になるまで数十秒の時間がかかるので、真空管・蛍光灯と言えばノロマな人間の代名詞になっていた。
いわゆるアナログ時代の象徴。

その真空管を京都のメーカーが35年ぶりに復刻して売り出したらしい。
アナログの音を求めて音響機器を自作する音楽ファン向けらしいけど、なんと2本1組で10万2900円。
10万円出せば、かなり上等なオーディオシステムが買える世の中で、寿命の短いパーツだけで10万円。

値段は買い手が決めるもので、好きな人にはそれだけ必要なものなんだろうけど。。。
最新技術を追ってしまうのは、やっぱり職業病なのかも!?


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