2010-11-07

甘い言葉と先送り

久しぶりに八ツ場ダムの名前を日本のニュースで目にしたと思ったら・・・

何だ?! この馬淵国交相のメッセージは??
「今後は一切『中止の方向性』という言葉には言及せず、予断を持たずに検証する」

自民党から民主党への政権交代でもなく、
鳩山首相から菅首相への政権交代でもなく、
前原大臣から馬渕大臣に替わっただけで方針大転換。
それも何で今さら?!
民主党の公約だった八ツ場ダムの建設中止を中止。

与党内にも政権内にも筋が通ってなくて、個人プレーで日本の政治が動かされているのが見え見え!
この典型的なステートメント「ダム建設中止方針を棚上げして、ダム建設の可否は来年秋までに結論を出す」

普天間移転で勉強したんじゃなかったのか?!
「中止棚上げ」と聞いただけで、国民・関係者は建設続行だと思い込んでしまう。
確かに続行するとは言ってなくて、結論は1年先に出す。と言っているけど、これは言った側と聞いた側の感情の違い。
どちらかと言えば、「中止」が「続行」に変わると信じ込んでしまった人が多いに違いない。
もう既に1年以上放って置きながら、これから先また1年かけて、やっぱり中止と言われた時の関係者の反動は?!

初回の面会で良い顔したい議員の気持ちも分からないでもないけど、もうちょっと先まで読んだ発言をしてくれた方が日本の政治が国民に納得して貰えるんじゃないだろうか?!

来年の今頃は、八ツ場ダム建設是非で国交大臣が吊るし上げをくっているのかな?!


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