2010-11-06

エコポイントの影響

約1ヶ月前に発表された家電製品エコポイントの削減。
要は、景気浮揚の為に来年3月まで期間延長します・・・と言ったものの、今のペースでは年末のボーナス時期を過ぎた時点で資金不足になりそう。

と言うことで、急遽12月からはポイントの付与を半減。
それに来年からは、購入ではなく買換えに限って付与されるように変更される。

通常、電化製品の価格は発売からの時間と共に徐々に下がり、新モデルが発表された時点で一段と下がる。
というのが世間のならわし。
ところが、今年に限っては、去年の秋・今年の春モデルの値段が10月中旬から徐々に上がっている。

これは、もちろん11月末までのエコポイント満額を目指して需要が増えると見た売り手の作戦に違いない。
何を隠そう、シドニーだけでなく日本のテレビもエコポイントを貰えるうちに購入しようと思っていただけに、先月の発表は衝撃的で直ぐに価格調査を始めたほど。

ちなみに、10月半ばに11万5千円の最安値で出ていた今春発表モデルは、10月末には12万円、先週末には12万5千円と上げ幅を増している。
もちろん、これはネット販売での価格競争で、店頭価格はもう少し高値安定していると思われる。

資本主義経済で価格を決めるのは需要と供給のバランス。
需要が高くなれば価格もそれに伴って上がるもの・・・しかし、今回はちょっと特殊。
数万円高くても、今月中に買えばそれ以上にエコポイントで返って来る・・・と思う消費者心理。

でも、ひょっとして、自動車と同様に、12月1日以降の需要低迷でエコポイント以上に価格が下がるかもしれない。
これもまたバクチのようなもの・・・既にエコポイント分値上がりしてしまった時に、エコポイントを頼りに買うのか・・・はたまた、12月に入ってからのボーナス商戦での値崩れに望みをつなぐのか


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