2010-07-16

感覚英語:時制の一致

英語の授業なのに、歴史の授業かと勘違いしてしまいそう言葉が「時制の一致」。
過去の記事でも書いたように、日本で英文法を和訳した人は日本語力が乏しかったのか表現力が無かったのか?!
それとも、言葉から難しくして、それを駆使する自分たちの能力の高さを示そうとしたのか?!

いずれにせよ、日本の英語教育で使われるようになってしまった言葉だから、使わざるを得ないのは確かだけど、その英語を教える教師も十分理解しきってくれてないから、教わる方も肝心なところでお茶を濁されたり。。。

授業で習った事(覚えてる事と言った方が正しいかも)といえば、
  前半が現在形だから後半は現在完了形とか、
  前半が過去形だから後半は過去完了形とか、
かと思えば、仮定文では
  前半が現在形だから後半は未来形とか、
  ・・・・・
  ・・・・・

と、結局、数学のように当てはまる公式は無し。
結論から言えば、「時制の一致」という文法上の事は考えることなく、今まで書いてきた「可能性」「完了形」を辻褄の合う形で組み合わせればOK!

いつものように例文で見てみると、
     過去の出来事と現在までの行為
     I received an email and have made a reply to it.

     順次起きた過去の出来事
     I lost my wallet but it was found.
     会話の時点によっては、今を意識するかも。
     I lost my wallet but it has been found.

     教科書に出てくるような定例分
     I had submitted a report though, he asked me to submit it again.


投げやりな言い方ですが、「時制の一致」なんて事を深く考えずに、前に載せた時系列を意識して文章を作ることに専念した方が良いですよ!


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(注)日本の学校の英語教育に準拠していない事も多々有り得るので、試験では学校で習った通りに回答してください。

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