2010-07-07

朝から大停電

曇り空で薄暗い朝7時・・・でも窓からの光で電灯を点けるほどの暗さでもなく。。。

何かいつもの朝と違うような雰囲気は漂っていても、何が違うのかが分からない。
PCの前に座ってみると、モニターの電源が入らない・・・本体はバッテリーで駆動しているし、とうとう8年物のブラウン管モニターが死んでしまったのか。。。
と自分の過失を疑ってしまう日本人の謙虚な心!

ところが、ネットワークにもつながらず・・・オヤッと思って確認すると、
電灯は点かない、電気ヒーターも使えない、テレビも見れない。。。
これって、いわゆる停電に違いない。
近所の家々も灯りの点いている家は見当たらない。

電気ポットはもちろん、ガス湯沸かし器は電気着火で使えず、冷蔵庫も冷凍庫もいつ復旧するか分からないのでドアを開けられず、唯一使えそうなのはガスコンロ・・・でも日本のように電池着火ではないのでマッチを使わないと使えない。

一番の問題は熱帯魚水槽。
照明のタイマーを見る限り、5時で止まっているから停電も5時からと思われる。
もう8時近くになって最低3時間は水が循環してないし、明け方の冷える時間にヒーターも無し。
でも、魚たちには耐えて貰うしかない。。。

仕方ないから会社に行こうかと思ったら・・・ガレージのドアが電動式。
一応、手動で開けられるようにロープが付いていても、この5mx3mのシャッターを引き上げるは一苦労。
それでも、何とか開けて車を外に出して。。。

案の定、交差点の信号も消えたまま。
片側2車線以上の幹線道路の交差点には警察官が立って交通整理をしていても、その他の交差点は無人で運転手のマナー任せ。
制限速度70kmの6車線と4車線が交わるような交差点でも警察官はたった1人・・・交差点の真ん中に立ってるだけでも怖いだろうに、大型トラックを含めて高速で走ってくる車を止めなければいけないなんて。。。

原因は地域一帯の変電所の事故らしいけど、影響を受けているのはこんなに広範囲・・・と言ってもシドニー以外の人には理解できないでしょうが、この地図の範囲がだいたい25kmx40kmくらい。
影響を受けてたのが約5万世帯と60交差点の信号機。
電力会社の説明では、6時半ごろ電力供給を再開させたら直後に再遮断してしまい原因が分からずじまい。


W杯のオランダ戦が得点を上げた直後に途中で切れてしまって、この地域に住むオランダ人達は怒っているらしい。
でも、決勝進出が決まってもう1試合あるし、何とか我慢できるでしょう。。。


結局、9時半過ぎに復旧したらしいけど約4時間半の停電。
ちょっとの雷雨で停電になってしまうシドニーなので停電自体は珍しくないものの、普通の天候で電力需要の少ない冬の朝の停電は初めてでは?!
冬休み中で車の量も少なかったので大きな渋滞にもならずに済んだのが不幸中の幸い!

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