後手後手の相撲協会

今回の賭博問題に始まった事ではなく、薬物使用、暴力、仮病、体罰、暴力団関与、等々の事件に際しても、ちょっと世間と感覚が違うんでは無いかと言われてきた。
言ってみれば、鳩山前首相もちょっと違って辞める羽目に。。。

特に、今回の野球賭博問題の発端も、いついつまでに名乗り出たら罰しない・・・なんていう、小学校の学級会で落書き犯人を見つけ出すような方法。
小学校の落書きの罪の重さと野球賭博の罪の重さを同等に考えていた事自体が変！

要は、相撲界の各部屋の親方と力士は家族同然の生活をし、その各部屋の代表が集まって作る相撲協会の理事会が親戚一同の会。
部屋も理事会も、まずは身内に犯罪者が居ない事を願うし身内の恥を世間に知られないようにするのを最初に考えているとしか見えない。

琴光喜に恐喝されているのを相談された親方も、何もできずに車から見ていただけ・・・と言うのは良い例。
そんな事を親戚のような他の部屋にも知られたくないし、身内から犯罪者を出したくないし、警察に行くこともできず。恐喝していたのは、そんな事情を知っている元力士。


来月の名古屋場所番付発表は予定されていた明日２８日から無期延期になって・・・今頃になって事の重大さが分かって、自主休場で済まそうとしていた琴光喜の解雇も噂になっているし、そうなると大量の解雇者が。
罰せないと言われて名乗り出たら解雇されたとなると、今度は解雇力士から協会が訴えられたりして・・・そうなったら、もう泥沼で国技を名乗る状況ではない。


ところで、最近の謝罪記者会見で使われるようになった「ご心配ご迷惑をおかけして・・・」
心配してるのは、当事者と身内だけだろう？！
記憶にある限り、最初に言い出したのは鳩山前首相で、母親からの政治資金問題の時・・・以来、普天間の時も。
愚か者かもしれない首相が使っても、変な日本語は真似して使わなくて良いのに！！

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