2010-06-08

感覚英語:UNTIL と BY

日本語にすると「~まで」なのに、英語では全く違う意味で使われる「Until」と「By」。
特に、日本の中学で学習すると、Byなんて「~の傍と」とか「~によって」と習った後に、突然「~まで」なんて言われるから訳が分からなくなる。

その上、「~まで」という意味でUntilという単語を習ったのに、使い方・動詞によってはByが「~まで」という意味で使うと教えられるからバンザイ状態。
これは、先生の教え方次第なのかも知れないけど、少なくとも中学の時にはハッキリ理解していなかった。

はっきり思い出せないけど、「~日まで」はUntilだけど、単語や使い方によってByを使う。
という風に習ったような・・・先生の意図はそうで無かったとしても生徒はそういう間違った理解をしてしまった。

正解を簡単に言えば、
Untilは継続的な事が終了するまで。
Byは一時的・瞬間的な継続性の無い期限。
もうちょっと噛み砕いて言うと、
ある事象が~まで続く場合はUntil
ある変化が~までに起きる場合はBy


英文例で見ると、

1)
継続的な「~まで」
It's 5 years until my license expires. 免許失効まで5年(5年間は有効が続く)
Summer Holiday continues until end of August 夏休みは8月末まで続く

2)
期限的な「~まで」
My license is renewed by 2015. 免許は2015年までに更新される
Summer Holiday finishes by end of August 夏休みは8月末までに終わる

3)
航空券の発券の場合・・・全く同じ状態を同じ動詞で表現しても
The ticket won't be issued until end of June
チケットは6月末まで発券されません・・・発券されないという事象が6月まで続く
The ticket will be issued by end of June
チケットは6月末までに発券されます・・・6月末までのどこかの時点で発券という瞬間的な事象が起きる


要は、
「~まで続く」と言える時はUntil
「~までに」と言える時はBy


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(注)日本の学校の英語教育に準拠していない事も多々有り得るので、試験では学校で習った通りに回答してください。

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