2009-12-22

延長ベルト

シドニー-シンガポールの機内風景

2機前のタイ航空のA340が離陸直後に主翼を大きく揺らしていたから、あおられてるなぁ~と思っていたら、案の定A380までユ~ラユラ。
シティを過ぎて、高度1500m~3000mは、シドニーではあまり経験した事が無いくらい気流が悪かった。
日中の気温も30℃近くまで上がって、5時を過ぎて積乱雲が出来始める時だったみたい。

A380は、相変わらず高度が高く今日も4万フィート(≒12500m)。
それでも、大陸上も赤道上も結構揺れてくれて・・・
そんな中、「ゴクセン」と「ルーキーズ」の2本も日本映画を観てしまって、本来なら寝なきゃいけないのにほとんど寝られなかった。

今までの経験からすると確率的には非常に低いのに、今日は隣席に女性が。。。
さて、ここまで来てもタイトルに関係した話が出て来ずに、何のコッチャ状態でしょうが。。。
電気の延長コードや水道の延長ホースがあるように、機内のシートベルトに延長用のベルトがあるの知ってますか?!

その存在は知っていても、本当に必要な人間の存在を見た事が無かったけど、今日はその使用例を目の当たりに。。。
そう、隣に座った女性・・・座るなりクルーに延長ベルトを注文。
そもそも、機内のベルトはかなり長く作ってあるのでウエスト150cmでも届くんでは?!

何でそんなになるまで放っておいたの?!
と聞きたくなるくらい、エコノミーのシートの幅より腰周りの方が広い・・・だけど、人間の身体は便利に出来ていて、皮下脂肪は自由に形を変えてくれる。。。
だから、肘掛の下から大腿部の肉がこっちの陣地にはみ出してるし、脇腹の肉は肘掛の上に乗ってるし。。。
太腿が邪魔になってテーブルが水平の位置まで降りない。
テーブルの位置は一番奥になっているのに、腹の肉がテーブルの上に乗っている。

それもそのはず、席に着くや否や、取り出したのは本とグミ風のソフトキャンディーの袋。
多分200gくらいの袋だろうけど、離陸までに半分終ってたし、ゴクセンを観終わった頃には完食してたし。
食べる事が生き甲斐の人なんだろうけど、人生が短くなるような気がするなぁ~。

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