2009-12-17

オープンスカイに向けて

日米航空自由化交渉は、1日延長されたけれど11日に協定締結で合意して、来年の10月には正式に協定が発効する事になった。
普天間基地移設のように、またまた政権変わってオープンスカイも再協議にならない事を願って!!

航空各社が、自由に日米間の路線を決められるようになれば、アメリカ側の焦点は、まず羽田の新国際線発着枠と成田の追加発着枠だろうけど、本格的な競争になれば羽田と成田では足りなくなって、おこぼれで新規の関空線が導入されれば、関空にとってはありがたいこと。

いずれにせよ、限られた国際空港への集客には日本の国内線ネットワークが必要な訳で、アメリカンがJALのOneWorld残留を死守しようとしているのも理解できる。
StarAlianceは、ANA・ユナイテッド・コンチネンタルのCodeShareを強化して、OneWorld・SkyTeamに対抗しようとしているし、JALのどっちに身を委ねるかが見もの・・・JALを失ったらOneWorldは日米路線惨敗だろうし。

その上、成田だけを取ってみても、
来年の国内企業向け1万枠全てがANAに行く事になったし、成田の周辺自治体が羽田に対抗する為に成田の運用時間延長を要請したり、元々の反対理由だった騒音問題なんてそっちのけで支離滅裂。。。

来年10月だったら、ANAのB787の1番機も就航している(だろう)から、2010年10月は日本の航空ビジネスが大変革をする月になる予感!

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