2009-12-03

自然は何色?

今日の朝練後の散歩中に、雲一つ無い青空を見ていて、大学の気象学の授業を思い出した。
どんな授業だったかは全く覚えて無いけど、教授のこの質問だけは30年近く経っても覚えている・・・ということは、余程のインパクトがあったのか?!

「自然って何色だ?」
たったこれだけの短い質問で、学生達は質問の裏に何か意図が隠されてないか相談していたが、誰かが一般的に無難な色「緑」と答えた。
多分、ほとんどの読者の皆さんの答えも「緑」のはず。






正解は、「特定の色は無い」
日本だったら緑かも知れない・・・でも季節と地域によって異なる。
もし、山の木々が秋になっても紅葉せずに緑のままだったら一大事。

極地方だったら、白に越した事は無い。
白い氷に閉ざされてこそ自然。

科学的にも、空や海が青く見えるのが自然の姿。


教授が何を言いたかったのか、30年経ってから本当に理解できたような気がするけど・・・気象と自然は似て非なる物。
でも、一方が変化すると他方も変化してしまう。
環境税の導入も良いけど、自然破壊が止まらない限り異常気象も収まらないと思う。
地球上の全ての土地が自然の色を取り戻せるように、地球上の唯一の自然破壊者である人間が努力しないと!

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