2009-12-13

ひょっこりひょうたん氷山

昔々その昔・・・NHK TVで放映されていた子供向け人形劇「ひょっこりひょうたん島」
実際にこの番組を見ていた人の年齢はだいたい今ごろアラフィ~のはず。

ひょっこりひょうたん島は、ドン・ガバチョ大統領のもと、世界の海を漂う島だったけど、
この実写版というか現実版が21世紀になって起こってしまっている。
これも、環境変化・地球温暖化によって起こったに違いない。


実は、島ではなく南極の氷山。
南半球は夏で南極の氷も緩むのは当たり前・・・だから南極越冬隊もこの時期を選んで南極大陸に向かう。
ところが、今年は緩むどころか流れてしまっている。

先週の衛星写真で確認されたのは、大きさが川崎市の大きさに近い140平方キロ。面積で言えば、ひょっこりひょうたん島よりもかなり大きいけど、ちょっと危なくて人が住めるような所でもないし。。。
2000年に分裂したロス棚氷の一部らしいけど、オーストラリア大陸の南1,700kmあたりをオーストラリアに向かって流れているらしい。
北海道で流氷がやってくるのは冬・・・
もちろん、寒い冬に海が凍るのは仕方ないにしても、暑い夏に流氷が流れ着くなんていうのは困ったもんで。。。


先月末には、ニュージーランドに向かって100以上の氷山が漂流しているのが確認されて、付近を航行する船舶への注意報が出された・・・大きいものは高さ30mくらいあったらしいから、南氷洋で第2のタイタニックにもなりかねない。

COP15でCO2削減の相談もいいけど、早くアクションしないと、相談してるうちに地球上の自然の色がドンドン変わって行ってしまう。。。

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