2012-03-22

年金保険料の強制徴収

公的年金保険料の悪質滞納者への強制徴収のニュース記事を読まれた方・・・日本国の行政構造をちゃんと理解できましたか?!
恥ずかしながら、何度読み返しても理解できない複雑な仕組み。
要は、行政機関は単独で活動できず、共倒れしないようにお互いに縛りあっているのか?!


そもそも、今回の強制徴収の対象になる悪質滞納者は法人だけ。
強制徴収の制度ができたのは2010年1月なのに、2年以上も使われずに今日になって初めて利用されるそうで。

社会保険庁から日本年金機構に「名称変更」されたのは既に10年前。
保険料を2年以上滞納したり、滞納額が1億円以上の法人を「悪質」と定義しているらしい。

この強制徴収の仕組みはというと、
日本年金機構が、徴収権限を厚労相に戻し、厚労相が財務相に委任して国税庁が徴収する。
という、権限と権力総出の筋書き。

その上に、国税庁と日本年金機構を統合して、税と社会保険料を一体的に徴収する「歳入庁」を創設しようとしているとか。。。
小さな政府どころか、新たな役所がドンドン増えて、税金は出て行くばかり。
いつまで経っても、役人は税金の新たな使い道しか考えて無いのか?!

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