2011-04-14

いかにも大きな数字

福島第一原子力発電所事故レベルが、最高度のレベル7に格上げされた昨日・・・その理由として放射性物質の放出量が、37京ベクレルや63京ベクレルに達したと推測されるのが理由だという事だけど。。。

2つの公的機関の推測量が倍ほど違うなんて・・・どっちが正しいのか、どっちも正しくないのか、今まで発表された数字にも疑問を持ちざるを得ない。

京という単位は兆の1万倍・・・確かに大きな数字に間違いないけれど、3月末頃まではメガベクレルという単位で報道されていたのに、何故ここに来てベクレルで表現し始めたのか。。。
メガベクレルという単位を使えば、37京ベクレル=3,700億メガベクレルで済んだハズ。
数字を大きくして理解できないようにしているのか??

ベクレルだけでなくシーベルトも・・・事故当初は、マイクロシーベルトだったのを、数字が大きくなってきたらミリシーベルトに変更して、記事を読んだだけでは簡単に比較できないようにして。。。
正しい報道には間違い無いんだろうけど、聞く側の理解・判断を惑わすような発表が多過ぎる。


日本で働いて居た頃、兵庫県中部地域出身の先輩が、「ホントに?」「ホンマに?」という意味で「ホンマけぇ」という言葉を多用していたのを思い出した。
今回発表された数字は、正に「ホンマ京(けぃ)??」と疑いたくなるようなもの。。。

単位にとらわれず、同じものを測定して37と63だったら、どっちも違うと思うのが普通じゃないかなぁ~?!
もし、体温計が37℃と63℃を示していたら・・・
ほんまけぇ?? と疑われないような公表をして欲しいなぁ~

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