2013-08-07

派遣労働者の雇用期間

最近、よく耳にする「有識者会議」・・・お役人たちは、みんなその分野の知識に長けた人々であって欲しいのに。。。

厚生労働省の有識者研究会が、現在最長3年になっている同一業務での派遣期間の制限撤廃を提案することに決めたらしい。
この提案は、今度は厚労相の諮問機関の労働政策審議会で審議されるらしいけれど・・・その会議の度に、数十人の人間が集まり、決して読まないであろう分厚い紙のバインダーを作り、お茶と弁当と交通費を用意して。。。
どう見ても、無駄の極み!

きっと、その審議の結果が、国会の衆議院・参議院の厚生労働委員会で話し合われて、その結果が国会の本会議へ。
グローバル化に対応できる人材を育てる学校が流行っているらしいけれど、まず世界のスピードに付いて行けないと、相手にしてもらえないだけでなく決して勝ち目は無く!

ちなみに、本題の派遣労働者の雇用期間については、
ある派遣労働者が2年で辞めた場合、同じ業務に就く次の派遣労働者は最長1年しか働けず不安定な雇用になりがちだった!?
で、この有識者研究会は、業務単位でなく個人単位に上限を設けることを提言・・・前任者の有無にかかわらず、派遣労働者は同じ部署で最長3年まで働けるようにし、部署を異動すれば同じ会社でさらに3年働けるようにする。
何だか、素人でも思いつきそうな発想?! 逆に、大勢に影響が無いような。。。

正社員を増やすという話はどこへ行ってしまったのか?!
こんな、社内で部署を転々としたら何年でも派遣社員として継続できるとしたら、正社員化なんて遠のくばかりでは??
本当に有識なのかな!?


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