2013-08-25

軽自動車の特権を

現行制度では、車を購入する際に自動車取得税と消費税が課される・・・この二重課税になっているのを避ける為に、消費税が10%になるであろう2015年10月には自動車取得税を廃止することが与党税制改正大綱に入れられた。
昔は車を購入する際に物品税もかかっていたけれど、確か消費税の導入とともに廃止されたはず。

ところが、この年間2千億円程度の地方税の減収の穴埋めをする為に、毎年やってくる軽自動車税を大幅に値上げしようとする動きが。
購入時だけにかかっていた税金の減収を、毎年課税されるもので取り返そうと・・・なかなか賢い手口!
これなら買い控えされても、今の所有車に課せられる。

特に軽自動車は、毎回日本に帰る度に、街で見かける比率が高くなっているような気がするし、テレビのコマーシャルも軽かハイブリッドだらけ。
昭和から平成に切り替わる頃の「お元気ですか?」のセフィーロクラスのコマーシャルは皆無!


日本の役人の発想は全く変わらず・・・ビールの代わりに発泡酒が売れ始めたら発泡酒の税率を上げ、日本酒の代わりに焼酎が売れ始めたら焼酎の税率を上げ。。。
そもそも、なぜ「軽自動車」なんて枠組みが作られ、同じ4輪車なのに維持費が軽減されているのかを議論せずに・・・原付自転車しかり。
時代に合わない枠組みになってしまったのなら、時代に合うように変更してからでないと・・・歪がどんどん増していくだけなのでは?!
消費税の税率変更でも同じこと・・・何で日本だけ「必需品」と「嗜好品」の線引きが出来ないんだろう?!
要は、政治家が「国民」ではなく「業界」を重んじてるから?!


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