2012-12-03

報告義務以前の問題

昨日の中央道の痛ましい事故・・・去年3月の原発事故に次ぐ痛ましい人災。


30年以上経った構造物の内部検査を一度もやっていなかった。。。
事故直後の発表では、9月に打音検査をして異常が無かったと言っていたのに、今日になって「手の届かないところの打音検査はやっていなかった」と。。。
手の届かないところ=検査するのに交通規制が必要で特殊な機材を用意しなければいけないところ?!

今でこそ名前はハイカラになっているけれど、元々天下りの温床になっていた日本道路公団。
同族の下請け会社に整備や運営を任せて、費用ばかりかかっていた集団。
そんな過去の体質が原因かどうか分からないけれど、子会社に整備を依頼して整備費用を支払っているハズなのに、その整備がきちんと行われているかどうかの確認もしていなかったという事。

そもそも、1枚1トンもあるような物を吊り下げておきながら、たった2点で支持し、30年以上も放置して置いたなんて。。。
大地震が起きる度に、体育館やプールの天井が落下して問題になっていたのに・・・それより重い物の吊り下げを関知せず。。。

国交相に検査結果の報告義務がなく、国交省が各トンネルの詳しい状況や構造などは把握していないのは仕方がないとして、法規制が無いからやらなかった・・・では言い訳にもならない。
各企業は法の縛りの有る無しに係わらず、自社の提供するサービスが安全に行われるかどうか責任を持ってもらわないと。。。
経営者としてのコスト意識だけではなく。

それとも、最近の校則のように、何から何まで法律で雁字搦めにしないと適切な運営をできない事業者ばかりなのか?!
もうちょっと、自分たちの提供するサービスの安全性・信頼性を自慢できる会社が増えてくれないと。。。



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