2013-05-04

豪の労働ビザの発言

永住権を持たない人が、オーストラリアで働く際に最も一般的なのは、18~30歳までのワーキングホリデー(Work and Holiday Visa)か、雇用主がスポンサーになって取得できる(457 Work Visa)。
日本からオーストラリアに赴任・在住されている多くの方々は、この457の下で過ごされているはず。

その457ビザに関する数日前の政治家の発言が、大きな波紋を広げている。
どこの国でも、正確なデータの裏付けのないことを言ってしまう政治家が。。。

全国で約10万7千人の457ビザ所有者のうち、約1割がこのビザ制度を不正利用していると言うのが発言の主旨。
しかし、その状況を裏付けるデータもなく、単なる個人的な予測値だった事に落ち着いたけれど、今後の制度変更につながるのかも。


この457ビザは、4年間の在留許可で4年ごとの更新が可能。
しかし、なぜオーストラリア国内で採用できない職種なのかを雇用主が説明しなければいけない・・・その裏には、オーストラリア国民の雇用を確保する必要性と教育・研修でオーストラリア国民が雇用機会を得られるように。
反面、日本で起こっている事件のように、海外から安い労働力を取得する為にこの制度が使われないように、オーストラリア人と同じ最低賃金が適用される。

実際には、約70%の457ビザ保有者は、管理職や専門職と言った高給与職らしく、その3割はシドニーを中心としたNSW州に。
日本企業だと、日本語を特殊能力として日本からの赴任を続けられるんだろうか?! でも、社内でオーストラリア人に日本語教育をしている実績報告も必要なハズ!?


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