2013-05-23

原子力規制委員会の役割

敦賀第二原発が活断層の上に建っているのかいないのか・・・という判断を求められた原子力規制委員会。
原発推進組織からは隔離された組織なりの苦痛が見られる結果に。。。

いわゆる有識者が、活断層であると結論付けた以上、規制委員会が運転を認めた上で、地震が起きて原発に異常が起きてしまったら・・・指を指されるのは規制委員会の委員たち。
将来の自分たちの身分を考慮したら、この規制委員会が原発の運転を許可する状況はほとんど無いのでは?!
誰かが、少しでも危ないと言っている以上、規制委員会が安全宣言できるような立場ではないし。。。

昨日の規制委員会委員長の記者会見を見たら、将来提供されるデータによって判断は変わるかも知れない・・・という余地を残して自らの位置を曖昧にしたまま。
逆に言えば、誰がこの職に就いても同じような態度を取らざるを得ないだろうし、原発の安全性を確保するのは大切かも知れないけれど、今の組織編制・人材選定は本当に正しい状態なんだろうか?!

原発を運営する日本原電にしてみれば、運転できない原発を持つこと自体が新たなコストを生むし、廃炉にするにはもっと莫大なコストがかかるし。。。
それを考えたら、海外から専門家を呼んで反対データを揃えてもらうコストなんて微々たるもの・・・これで逆の判断が出て原発の運転再開できるなら安いもの!!

いずれにせよ、現行の組織体系は、現実的な判断をできる状況なんだろうか?!


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