先週、南アフリカで開催されたものの、先進国と途上国の意見集約ができず、日程を延長して出て来た議長提案は、何とも無意味な京都議定書の2020年までの期限延長。
会議を終わらせる為に結論の先延ばしをした、日本の政治手法にも似た手口。
世界各国が地球温暖化防止策の必要性を認識して京都議定書を締結したのは15年も前の話。
この15年間に何らかの世界的な進展が有り、新たな議定書が必要であろうと設定された2012年末。
にも関わらず、それを8年も延長してしまうなんて・・・要は、世界中の国々が自国の利益を犠牲にしてまで地球温暖化防止に取り組もうとは思っていないという事。
そもそも、温暖化ガス排出1位・2位のアメリカ・中国が参加していない京都議定書。
そして、今日、京都議定書締約国のカナダが京都議定書からの脱退を表明。
新たな枠組みが作られるとされる2020年までに、それぞれの国の思惑が表面化して、COP自体の存続が危ういのでは?
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