2010-08-17

とうとう第3位

今年の始め頃から、そろそろ中国に抜かされている頃だと言われ続けて来て・・・やっと数字に現れた今、中国のGDPが日本の数字を上回って日本は世界第3位に。。。

人口の差から見て、これを当然と思うかどうかは人それぞれ。

だけど、この結果を見て、日本政府が追加経済政策だと言って、エコポイントやエコカー減税の期間延長を考えているというから短絡的で嘆かわしい。
この追加政策で1兆7千億円くらいの費用をかけることの検討をしているらしいけど、本当に長期的な効果が期待できると思ってるんだろうか?

元々、日本の経済は、政治主導では無く、民間企業が高品質・低コストに努力したおかげで国際競争力が増して外貨を得て発展してきた。
企業の発展と共に従業員の給与も上がって裕福な国へと。。。

今の日本はと言えば、国民が貯め込んだ豊富な資金を当てにして、毎年大量の国債を発行して自転車操業の日々。
いくらxx手当てを配ったって、給料の上がる目処は無い、それどころか、いつ会社が倒産するのか、いつ解雇されるのか分からない状況では誰もその手当を消費しようなんて思い付かず、これまた将来の為に貯蓄に回る。

同じ金を使うなら、円売りドル買い介入でもして、せめて1ドル100円くらいに回復すれば、輸出企業の業績も回復し、給与も上がり、消費に回る金も出て来るのでは?!
消費を促す為に金を蒔いたって、将来が見えない国では無理!!

まず、5年10年先の見える社会を作る政治をしてもらわないと、このまま何も変わらないと思う。
政治家自身は輸出する物も無く、円高の恩恵で輸入品は割安で買えるし、海外旅行も割安で行けるから、円高是正なんて口先だけで本気で考えて無いのかも知れないけど、国際競争力を維持する為にいつもいつも企業はコスト削減の連続で、ある日倒れてしまう日が来てしまったら・・・日本のGDPなんて言って居られなくなってしまう。。。

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