2010-08-06

いったい誰が最高齢?

この1週間、100歳以上の「所在不明者」が連日ニュースになっているけど、完全に行政目線の表現で実際のところは行政の記録がいい加減な「不当住民登録者」か「居住歴未更新者」。

基本的に、亡くなった人が自分で住民登録抹消の申請をできる訳はなく、家族が申請することになるだろうし、その家族が黙っていても損が無いどころか、黙っていた方が得になるんだったら申請する訳無いし。
細かい規制がある国の割には、性善説に基づいてるから全く抜け放題。。。

東大阪市では、最高齢の119歳女性と115歳男性が住民登録されているけど、2002年から連絡が取れないから厚労省には高齢者として報告していないと・・・単に真相を追究しない放置状態。

これまで世界一の長寿大国として世界に発信してきた日本なのに、これだけ高齢者が居ないことが分かれば年齢統計が嘘だったことになるし。。。
アメリカには普天間基地移設問題で日本政府の発言のいい加減さを露呈しているし。。。
多くのオーストラリア人が感じているように、世界中から「異文化で理解し難い国」と思われても仕方ない状態。


その上、このいい加減な状況は住民登録だけでなく、年金記録にも波及。
100歳以上の人に付与されている年金番号が、住民登録数の倍もあると。。。
年金も国家も財政難だと言いながら、何百人亡くなった人々に何十年も年金を払ってたとしたら。。。
何千億円の無駄使いをしてしまったんだろう。。。

細かいルールで規制をするのは良いけど、ザル法の抜け道を塞げるような仕組みを最初から考えて置いて欲しいもの。

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