2010-08-04

3年ぶりの歯医者

先週ここで書いたように、木曜の晩の食事中に詰め物が外れてしまい、翌日予約の電話を入れたら今日が直近の空き時間で。。。
3年ぶりと言ってしまったけど、2007年11月以来なんで2年8ヶ月ぶり。

歯科だけでなく全ての医療機関での治療の日本との大きな違いは、医師と患者だけの完全個室で行われて隣の患者の会話が聞こえる事は一切無い。


で、11時半の予約時間通りに治療が始まり、
外れた詰め物の修復、歯石のクリーニング、レントゲンを撮って要治療ヶ所の無い事を確認をして、ササッと30分足らずで終了。


こんなにスムーズに終わるとは思っても見なかったのに・・・問題は治療後に待っていた!

オーストラリアでは、どこの医療機関でもクレジットカードでの支払いができるので、数百ドルになる治療費を現金で持ち歩く事は無い。
その上、私的な医療保険に入っていれば、ほとんどの歯科治療費も支払われるから治療後に医療機関で治療費の支払いをすることも無い。

と信じて、いつも通りに出かけて行ったのに・・・治療後に、今日は医療保険とクレジットカードの読み取り機が故障。
とりあえず、現金で支払いして後で保険会社に請求して。。。
と言われても。。。

日本だったら、次回にまとめて支払ってください・・・で終わるだろうに。
シドニーでは、その場で支払わないと帰してくれない・・・唯一、外のATMに行って現金を引き出してくる事を許されたけど。。。

日常生活の中で現金を使うことが無いので財布に現金は入っていない・・・日本円で言えば数千円のみ。
ATMで引き出せる銀行口座にも残高は無い・・・普段はインターネットでだけ触れる口座に置いた方が金利が高い。
携帯電話で口座にアクセスしようとしたら、これもホームページが対応してなくて資金移動ができず。
ということで、ATMに行ったところで現金で支払うのは無理!!

結局、唯一思い付いた解決策は、車で片道15分の道のりを会社まで帰り、PCから資金移動をしてからATMで現金を引き出すこと。
予想外に早く治療が済んだと思ったら、支払いの為に要した時間は1時間以上・・・これだけかけて、金286ドルをお支払い。

電気が来なくなっただけで家中の物が使えなくなる事も経験したし、この「プラスティック・マネー」の世界も、ちょっとした機器の故障で思わぬ事態を招いてしまう事を体験。
全てが順調に機能していれば、非常に便利な世界なのに。。。

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