2010-08-02

Mars-500

火星への有人飛行を想定してロシアで始まったプロジェクト・・・Mars-500

2007年11月の15日間、2009年3月からの105日間に続いて、ちょうど2ヶ月前の6月3日に始まった520日間の外界と遮断された閉鎖空間での生活。

火星への往復の飛行期間と30日間の火星滞在を足すと520日必要らしいので、長期間閉所に暮らしで起こる医学的精神的な変化を検証するのが目的らしいけど。
野口さんが数ヶ月間宇宙ステーションに暮らしただけでも、地球に帰還後の筋力の回復に長期間かかるくらいだから1年半も重力が無かったら、地球に帰った後に普通の生活に戻れなくなるんでは。。。

各人の個室とLDKが備わっていてる3.6x20mの筒の中で、6,000人の応募者の中から選ばれた6人の男性が共同生活を続けている・・・らしい。
520日といえば、単純に30で割っても17ヶ月余り。この1年半の期間を人生の貴重な経験と思うか、無駄にした時間と思うかは、参加者の考え方にもよるし実験結果にもよるだろうけど・・・あんまり関わりたくない実験。

ハヤブサのような例もあるから、飛行期間は倍になるかも知れないし。。。
ヤマトのようなワープ航法が実現されない限り、興味よりも恐怖が先に来る旅かも知れない。
犯罪人に、無期懲役や死刑ではなく、火星飛行実験刑なんて作って飛ばしてしまったら・・・人道上問題か。。。

変化を知るのが目的のこの実験には、成功とか失敗という結論は無いんだろうけど、6人が元気に「オツトメ」を終えて十分な実験データが集められることを願って。。。

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