2013-06-23

調査捕鯨の行方

日本では、あまり大きく報道されていないようだけれど、オーストラリアではこの週末から報道量が増えてきた・・・今週の水曜日(26日)からオランダのハーグにある国際司法裁判所(ICJ:International Court of Justice)で、日本の南極海での調査捕鯨に対する裁判手続きが始まる。

なぜオーストラリアでの報道が大きいかと言えば、1986年に国際捕鯨委員会で商業捕鯨が禁止され、1999年にオーストラリアが南極海を鯨の聖域に制定し、2010年5月に日本を提訴して以来、この裁判に対して既に2千万ドルを出費しているから。

例年、日本の捕鯨船団は、南極観測隊と同様に南半球が夏になる12月に日本を出港して1月に捕鯨活動をするので、オーストラリアとしては年内に決着して法的に出港を阻止したいところ。

捕鯨に対しては賛否両論あるでしょうが、日本が調査の必要性だけで戦おうと思ったら無理があるのでは?!
生息数の調査だけが目的だったら、毎年800頭近い鯨を捕獲するのは誰が考えても不自然・・・食料としての家畜と鯨の違いや日本の鯨文化等を争点にしないと負け試合になるのは見え見えなのでは?!


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