2013-10-12

縦割り行政の災害

博多の整形外科病院の火災で亡くなられた10人の方々・・・ご冥福をお祈りします。

何故、これだけの方々が病院で火災死しなければいけなかったのか・・・話を聞けば聞くほど、不可解な日本の行政組織が原因だったのでは?!

まず、稼働しなかったとされる防火扉。
防火扉の設置は、建築基準法で定められ、消防法の規定には無いので、消防署の防災点検で防火扉の稼働を確認していなかった。
もし、防火扉が防災上の基礎設備だったら、法律や担当者に関係無く防災点検で最初に点検すべきでは?!
そもそも、「煙感知」式が現行法で義務付けられているのに、古い「熱感知」式が導入されていても消防署が指摘しなかったとは。。。
確か、消防署が発行している建物への「適」マーク・・・防火扉が稼働しなくても「適合」と言うことなんで、利用者からすれば、このスティッカーを信用すべきではないということ!?

それに、スプリンクラーの設置義務。
高齢者施設では、2006年に1000㎡以上から275㎡以上に消防法が改正されているのに。。。
病院は、20床以上3000㎡以上のところだけ・・・なんと、19床以下なら6000㎡以上のところだけ。
19床しかないのに6000㎡もあるような病院は日本に存在するのか?!


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