以前から何度も書いているように、日本のシステム設計は、事故が起きないようにする為の努力はするけれど、その努力以上の事が起きてしまった時のことが十分に考えられていない。
新幹線は脱線しないように設計されていても、脱線したらどうなるんだろう?!
国連が発表したIAEA等の16の国連機関の調査報告書には、福島第一原発の「事故発生前の想定が甘かった」と・・・その調査結果を引用して、「最悪のシナリオに対する即応態勢の構築」も求めている。
でも、福島の場合は、その「最悪」の想定が甘かった訳で、最悪とは何かをハッキリ発表してもらわないと。。。
福島の事故には「どのような事故があり得るか、または起きやすいかに関する想定が甘かった」と言われ、現在稼働中の原発は「潜在的な脅威に関する想定と安全対策の妥当性を詳細かつ技術的に検討」することを求められている。
世界に技術を誇る日本が、世界中に「想定が甘かった」と言われるのは、何とも屈辱的な技術以前の考え方の問題。
最悪を想定する「想定力」を向上させるトレーニングが必要かな?!
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