2011-09-08

ストライキ決行中

最近の日本では聞かなくなったストライキ・・・何となく労使交渉で解決してしまうから。

ところが、今日のNSW州は公立学校の先生や警察官・消防署員までが1日ストライキに入り生活に混乱が。
まず、日本の110・119に相当する000以外の非緊急電話には対応しない。
そして、6万7千人の公立学校の先生たち。。。

共働きがほとんどで、小学生だけを家に残せないオーストラリアでは、親が会社を休んだり、職場に子供を連れて行ったり・・・と各家庭で自衛策を。。。


報酬の悪さから教師離れが進んで教師の仕事が増えて子供たちへの良い教育ができない・・・という先生からのコメントも有るけれど。。。
事の発端は、日本の人事院勧告に相当するNSW州の公務員給与に関する決定・・・年間の昇給率の上限を2.5%にすると言うもの。
日本では2.5%上がれば御の字かも知れないけど、今でもインフレ率が約3.6%あるオーストラリアで、上限の2.5%でも減給に相当すると言う反発。

ストライキの中止を勧告したにも係わらず実行した労組には罰金が科せられるらしいが、それに従った教師に対する罰金は無いそうで。。。
州政府も、一度発表した数字を簡単に変えるわけにはいかないだろうし・・・ひょっとすると、このストライキは将来的にも続くのか?!

本当に子供の事を考えているんならストライキはできないだろうけど、自分の家族の生活も守らなければいけないし、もっと温和な解決方法は無いものなのか?!


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
応援クリックでランキング・アップにご協力を!

0 件のコメント:

コメントを投稿