2011-05-15

スーパーの価格競争

オーストラリアで長年に渡って2大スーパーと称されて来たW社とC社・・・色んな数字があるものの、全家庭支出の40%以上や、スーパーでの消費の80%以上がこの2社に流れているとか。。。
どちらにしろ、ほとんど全家庭がこの2社で毎週買物しているような感じ。


そんな状況の中でも、ここ4~5年はW社の一人勝ち状態。
ところが、牛乳1リットル1ドルでC社が価格戦争の宣戦布告したのは今年の1月・・・以来、W社が牛乳価格を追随した上に、他の製品も値下げの連続。

まだ毎年4~5%のインフレが続くシドニーでの値下げ競争は、いきなり日本のようなデフレに陥る事は無いにしても、何らかの経済的な変化が起きるのでは?!

先月からは、洗濯洗剤やティッシュペーパーがターゲットになって半額セールが続いたり。。。
(日本では、新聞購読で貰えるような物が、オーストラリアでは高価格)
ここ数週間のW社の店頭には、多くの製品に1/2価格のタグが付けられ・・・その上、50ドル以上の購入で10%引きのクーポンを店頭で配布したり。。。

この値下げで、大手2社の売上げが3~7%も上がっている以上、両者の資金力に物を言わせて毎週のように激化する大手2社の価格競争は当分終わりそうにないけれど、その他の中小スーパーの体力は大丈夫なんだろうか?!
ちょっと、キナ臭い感じのオーストラリアのスーパーマーケットたち。。。

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