2012-01-12

脱走できる刑務所

広島刑務所からの大脱走・・・映画の大脱走は、時間をかけてやっと脱走できたストーリーだけれど、この広島のケースはちょっと違って楽脱走。

外壁工事で、監視カメラや壁の上の電熱線は外され、倉庫と壁の狭い隙間を使って機具無しで壁に上れる環境で、逃げてくださいと言わんばかりの環境設定。
まぁ脱走しないだろう・・・という安易な気持ちで工事や設備も運用されていたんだろうけど。。。


刑務所に98台の監視カメラを設置していても、その映像を見ているのは一人だけ。。。
98台の映像を0.5秒ずつ見ても全部見終えるのに49秒かかり、その間に起きたことは即座に感知できない環境。
その上、生身の人間が、勤務時間を通して98台の映像を端から端まで連続して見ているなんて事は到底考えられず、形式的にカメラを設置して人員を配置していたとしか思えない。


刑務所の管理者の記者会見での言葉を聞いても、またしても日本らしい曖昧な表現で、
「反省すべき点はあったと思います」
と言うことは、この時点で反省している訳ではなく、何を反省していいかも分かっていない状態。
もうちょっと真剣に管理し、自分たちの犯したミスを謙虚に認めて欲しいなぁ。


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