2012-01-10

原発の寿命設定

いくら最新の技術を駆使して作り上げた建造物でも、30~40年経てば老朽化が進むのは当たり前。
特に、日本のほとんど全ての原発は海水による冷却の為に海辺に建てられ、潮風を受け続けているのでコンクリートの劣化も内陸部の物より早いはず。


そんな状況下で、日本政府が打ち出した「40年廃炉」の法改正案。
福島第一の1号機は、39年目の2010年に再評価を経産省に申請して継続運転をしようとしていた矢先の事故。
震災によって既に廃炉は決まっているけれど。。。

例外無く全てが40年で廃炉なのかと思ったら、日本らしく例外規定が付けられるらしい。
申請に基づいて評価・審査して問題が無ければ延長可能になるらしいけれど・・・だったら現状と何が違うのか?!
何を条件に誰が認可するのかも不透明で、結局みんな40年以上稼動するのでは??

「バックフィット」という言葉も新たに付け加えられたけれど、新基準ができてからどれだけの猶予期間が与えられるのかも明記されず、結局やらずに年月だけが過ぎて行くのでは??

いずれにせよ、日本特有の抜け道を残した法整備・法改正だけは早急に止めてもらいたいもの。。。


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