2012-01-09

奈良市の御役所仕事

日本で人間ドック中にテレビで見たニュースだったので、かれこれ5日前に報道された話だけれど、それほど大きく取り上げられなかった話。

約5年前に、5年間に8日しか出勤せずに給与の満額を受け取り懲戒免職になった職員を「輩出」した奈良市環境清美部。
この「事件」を受けて、有給病欠の上限を90日に設定したらしいけれど。。。

今回は、2年間に渡って3日ずつ40回の120日休んだ職員を筆頭に、90日以上の取得者が5人も居たと。。。
この部署の病欠取得率が同市の他部署の4倍以上らしいから、虚弱体質の人々を職員として採用しているのか、職務が病気を誘発するような環境なのか?!


個人的に状況を推察するのは控える事にしても、橋下大阪市長の言う「公務員の民間とのギャップ」が顕著に表れている事態なのでは。。。
1)民間企業でこういう実態が数か月続いたら・・・まずは労働環境の調査に始まり、上司と人事部で各職員の面接調査になるはず・・・ここまでになってしまうのは単なる管理職の怠慢。
規則に反していなくても、管理職は部下の健康をどう考えて居るのか?
2)この件に対して市長は「外部の有識者を交えて調査して問題があれば正したい」と言っているけど、既に問題だろう!?
2/3しか働けない職員を生んで税金を浪費する職場・・・原因が労働環境でも職員の健康状態や労働意識でも。
自ら判断できないだけでなく、恥の上塗りで外部調査に税金を注ぎ込む。


もちろん、多くの公務員の方々は休暇も取れずに一生懸命に職務を熟されているんでしょうが、もっと世間の一般常識を持った人々が首長になり公務員になって貰わないと。。。
これが、地方自治の実態だとしたら、日本は経済大国から浪費大国に堕ちて行くだけ。。。


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