どうするギリシャ

今回の・・・と言うか、ここ数年の世界的な経済危機の発端になったユーロ圏。
その中でも国家的な負債額の量から発端の発端とされているギリシャ。
エーゲ海の静かな青い海と白壁の建物にオリーブ畑のイメージしか無いのに、実は国家財政は最悪。

このユーロ圏の経済破綻のおかげで、今の円高が進んでいると言っても過言では無いけれど、国の負債をＧＤＰで比較すると、日本はギリシャよりも悪い。
だから、野田首相がわざわざＧ２０の場で、数年のうちに消費税を１０％にして国家財政を建て直す・・・と世界に公約しなければいけない状況に。
さもなければ、一国の消費税率なんて、わざわざＧ２０の場で言うような題材ではない。


ところで、ここ数日のギリシャ政府は大荒れ！
ドイツやフランスと言った、他のユーロ圏の国々から経済支援を受けるかどうか、国民投票をしようと首相が言い出した。。。

緊縮財政に嫌気が出始めている国民に、ユーロ圏に残りたいかどうかの判断をさせようという魂胆。
援助をしてもらえば、その借金返済をしなければいけないし、援助を断ればユーロ圏からの脱退を余儀なくされて、ギリシャ独自の経済建て直しをしなければいけない。

どちらが国益かは、普通なら政府が判断する内容なのに、国民に判断を仰ぐというのはちょっと筋違い？！
その首相発言で、複数の閣僚が辞任とか、首相自らが辞任とか・・・もうＧ２０そっちのけで対応しなければいけない事態になって。。。
全く困った国だ・・・実は、日本もよその国の事を批判できる状況では無いんだけど。。。
明日は我が身かも！？

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